耐震不足が発覚し商業施設が突然の閉鎖…基礎杭少なくとも5本が固い岩盤に届かず最大14cmの沈み込み
掛川市の久保田崇 市長は、市民への影響も含め注意深く見ていきたいと述べました。 掛川市・久保田崇 市長: 法令違反があったのか、どういった原因でこういったことが生じたのかを確認する中で、業者に対して安全対策を求めることなどはあり得る。(周辺の住宅開発で)特にファミリー世帯の流入・転入が相次いでいるので(学区の)曽我小学校に子供の数が増加している。教室の数が足りるのかなどいろいろな検討をしている状況にあった。今回の問題を受けてどうなっていくのかは注意深く見ていかないといけない
ミソラタウン掛川は2024年5月にオープンし、4つの建物に11店舗が入る商業施設です。 閉鎖されたA棟は鉄骨2階建てで、遠鉄ストアとマツモトキヨシ無印良品が入っていました。 しかし、このような地面の固い岩盤まで届かせる基礎杭が届いておらず、耐震性不足だとわかりました。 もともと建物の外構の沈み込みがきっかけで発覚し、調べたところ最大14センチの沈み込みが確認されました。 ほかの3つの建物に異常はないということですが、建設した大和ハウスにはなぜこうした問題が起きてしまったのか説明が求められています。
テレビ静岡