ルーター買うなら要注意! Wi-Fi6と6Eの違い、メリット・デメリット
どちらがいい? デバイスと場所次第
登場から数年が経ち、いまではWi-Fi 6Eも、iPhone 15 Pro MaxやSamsung Galaxyシリーズ、Google Pixelシリーズなど、有名どころのさまざまなスマホに採用されるようになりました。 トラフィックが混雑しているところに住んでいる人や、Wi-Fi 6Eの信号を利用できるメッシュネットワークを持っている人には、Wi-Fi 6Eはとてもいい選択肢のひとつです。 ただし、全体的に見ると、Wi-Fi 6eのデバイスが提供する帯域幅のほうが速いのは確かですが、ネットワークがない場合、いくら速くても無意味です。 価格も考慮に入れるべきポイントです。 そこまで高額ではないWi-Fi 6E用メッシュネットワークもありますが、それでも500ドル(約7万5000円)は超えますし、高いものだと1200ドル(約18万円)以上するものもあります。
ほとんどの人は、Wi-Fi 6で満足できる
スピードの差はそれほどでもないことを考えると、また、Wi-Fi 6E対応のデバイスで6GHz帯を利用する場合、範囲が狭いため、使えない場合があることを考えると、Wi-Fi 6対応のルーターを選んでも、ほとんどの人は十分に満足できるでしょう。 ただし、トラフィックが混雑する都市部に住んでいる人や、ギガビットのインターネットがすでに利用できる人なら、値の張るWi-Fi 6Eデバイスがいいかもしれません。 速度を少し上げ、帯域幅を少し広げるチャンスが手に入るという意味では、相応の価値を見出せます。
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