「22歳の時から目を引いていた」元ヤクルト守護神が山本由伸のポテンシャルを絶賛!「彼はホンモノだ」とメジャーでの活躍に太鼓判!!
今オフ、MLBのFA市場において、オリックスからポスティングでメジャー移籍を目指す山本由伸は、日を追うごとに注目度を高めている。すでに、シーズン中から獲得候補として有力視されていた、ニューヨーク・ヤンキース、ニューヨーク・メッツの2球団に加え、サンフランシスコ・ジャイアンツ、ボストン・レッドソックスなどからの巨額オファーが伝えられている。 11月21日にポスティング申請手続きが行なわれ、メジャー球団との交渉がスタートし、1か月を迎えようとしている現在、争奪戦はより熱を帯び、いよいよ米球界移籍決定への期待も膨らむ一方だ。 【画像】3年連続投手四冠&沢村賞受賞の山本由伸を特集! 報道では、各球団の評価が前評判以上となっており、3億ドルを超える額が提示されたとも報じられるなど、米国内からの日本人右腕に対する期待は止まることを知らない。さらに、米スポーツサイト『sportskeeda』は現地時間12月17日、公式サイト上で現アリゾナ・ダイヤモンドバックスのスコット・マクガフが山本を絶賛したことを伝えている。 マクガフは2019年から4シーズンにわたりヤクルトでプレー、守護神として通算80セーブをマークし、2021年の日本一、翌年のリーグ連覇に大きく貢献した。山本が在籍していたオリックスとも、2年連続で日本シリーズの舞台で鎬を削っている。 日本で高い実績を残したマクガフが、今月に入り『MLBネットワーク』に出演。その際にヤクルト時代に感じた山本の印象として、「彼は本物だよ。彼が向こうで22歳の時から見ていて目を引いたんだ」と語ったという。 さらに、「彼は大リーグのエリート投手としてピッチングができる。この男はショウヘイ・オオタニのように体格は大きくはない。しかし、バネがありシーズンを耐えることができる。彼は素晴らしいものを持っている」などと、賛辞を並べたとも紹介されている。 今回の『sportskeeda』のトピックでは、山本のメジャーでのピッチングについて「複数のMLBアナリストが、より大型で強力な打者がいる、より競争の激しい新しいリーグへの適応能力について推測している」と山本の能力を未知数と捉える声もあると綴っているものの、元NPB助っ人は活躍への太鼓判を押した。 米国内の報道では、間もなく山本の所属先が決定するとも報じられている。来シーズンのメジャーリーグで、"He is the real deal(彼は本物だ)"という、マクガフが語っていた言葉が、実際に証明されることに期待したい。 構成●THE DIGEST編集部