【MLB】右足首痛のドジャース・フリーマン ワールドシリーズ第1戦の出場に意欲 「スタメンで出ると思う」
ポストシーズンの期間を通して、フレディ・フリーマン(ドジャース)が100%の状態でプレーできていないことは明らかだ。レギュラーシーズン終盤に右足首を痛め、毎日3時間以上を治療に費やすような日々が続いている。それでも、ここまでポストシーズン11試合中8試合に出場。状態は万全でないながらも7本のヒットを放ち、盗塁も1つ決めるなど、必死のプレーでチームを鼓舞している。ドジャースはフリーマンが欠場した試合で3戦全勝と、不在を感じさせない戦いを見せているが、フリーマンはワールドシリーズでプレーすることに意欲を見せている。 熱戦が続くポストシーズンの日程・結果一覧 今のところ、フリーマンは本拠地ドジャー・スタジアムで行われるワールドシリーズ第1戦に「3番・一塁」でスタメン出場する見込みとなっている。「ワールドシリーズまでに休養期間があるから、100%の状態で第1戦を迎えられるように準備するつもりだ。第1戦にスタメン出場することに疑いの余地はないと思っている」とフリーマン。「試合開始の直前まで悩むようなことにはならないと思う」と自信を見せた。 フリーマンが本調子でないことは明らかで、ここまでポストシーズン8試合に出場して32打数7安打の打率.219、長打は1本もない。地区シリーズでは第4戦を欠場し、リーグ優勝決定シリーズでも第4戦を欠場。ドジャースにとって4年ぶりとなるワールドシリーズ進出が決まった第6戦にも出場しなかった。デーブ・ロバーツ監督は「ワールドシリーズに向けて休養を与えることが目的だった」と説明している。 フリーマンの出場可否については、最終的には試合当日の状態を見て、判断が下されることになるだろう。しかし、フリーマンはブレーブス時代の2021年にワールドシリーズ制覇を経験しており、その年のワールドシリーズでは6試合で打率.318、2本塁打、OPS.996の好成績をマーク。その経験値は捨てがたく、重量打線を誇るヤンキースに対抗する意味でも、フリーマンが「3番・一塁」で出場できることの意味は大きい。 ワールドシリーズ開幕まであと3日。フリーマンの右足首の状態は、どこまで回復するだろうか。