「盲導犬に理解を」事業者対象に合同講習会/埼玉県
盲導犬や使用している障害者への理解を深めようと、事業者を対象にした合同講習会がさいたま市で開かれました。 合同講習会には、武蔵野銀行やパレスホテル大宮の従業員など25人が参加しました。 講師を務めた全日本盲導犬使用者の会の水出智津さんは、新しい歯科医院にかかろうと電話で予約した際、盲導犬と一緒に通院したいことを伝えると、最初は拒まれ理解を得るのに苦労した体験談を話しました。 そのうえで、盲導犬の役割を正しく理解してもらうには、実際の姿を見てもらうことが大事だと主張しました。 そして、水出さんはパートナーである盲導犬ジェシーとともに、障害物を避けながら目的地に向かうデモンストレーションを行いました。 このあと参加者たちはグループワークを行い、目の不自由な人が支払いをする際、どのように対応すべきか意見を交わしていました。