HARIO×マーナの合計約2000円のこの組み合わせが、ストレスのない炊飯の正解だった
日々の食卓に欠かせないご飯だが、しゃもじにご飯粒がついてしまったり、炊飯器がキッチンを圧迫してしまうなど、炊飯周りには小さなストレスが多いのも確かだ。 【全画像をみる】HARIO×マーナの合計約2000円のこの組み合わせが、ストレスのない炊飯の正解だった 自宅の炊飯器の調子が悪くなってきたことを機に、炊飯周りのアイテムを考え直してみた。
ガラス製の電子レンジ用ご飯釜
築年数の古い我が家では台所周りのコンセントが少ないことに少々困っていた。 炊飯器の置き場を常に確保しなければならないのも不便だったので、使わないときは収納でき、追加のコンセントも不要な電子レンジで使うご飯釜を探していた。 そんなときに見つけたのが、HARIOの「ガラスのレンジご飯釜」。 その名の通り、電子レンジで炊飯ができるガラス製のご飯釜で、2合までのお米が炊けるようになっている。 ご飯釜本体に樹脂製のフタ、半合が計れるカップ、説明書が付属する。 ご飯釜の底のはシールが貼ってあったが、そのままでもきれいに剥がせたのは地味に嬉しいポイントだった。
簡単に炊飯できる
使い方は簡単だ。 まずは付属のカップでお米を計ってご飯釜に入れていく。 今回は1合炊くので、カップ2杯分。 計量したお米を入れたらお米をとぐ。 その後1合の目盛りまで水を入れ、30分~1時間ほど水に浸す。 浸水後は電子レンジに入れて加熱する。 1合の場合は600Wで10分、2合の場合は600Wで12分加熱し、加熱後は10分ほど蒸らせば完成だ。 フタの蒸気穴から蒸気が噴出してレンジ内が熱くなるので、取り出す際には注意したい。 またこの蒸気によってレンジ内が少し濡れてしまうので、使用後は軽く拭いてあげる必要があるだろう。 電子レンジでうまく炊けるか心配ではあったが、炊飯器で炊いたときと遜色ないぐらいふっくらと炊くことができた。
お米がくっつかないしゃもじ
電子レンジでもうまくお米が炊けたが、ご飯を茶碗や保存容器に入れる際、ご飯粒がしゃもじにくっつき、洗い物が面倒に感じたり、少し放置してしまうと乾燥して固くなってしまうのもご飯周りのストレスだった。 半ば諦めていたが、ご飯粒がくっつきづらいというマーナの「極みしゃもじプレミアム」を見つけたので早速試してみた。 マーナの「極みしゃもじ」は、表面張力が小さく、表面に物がくっつきにくいという特性を持ったTPX樹脂という素材が使われているおかげでご飯粒がくっつかなくなっているのだとか。 早速使ってみたところ、本当にほとんどご飯粒がくっつかず、スムーズに茶碗に盛ることができた。 ご飯の水分は付くが、粒はつかずに離れていく。 これなら洗い物もすぐに完了しそうだ。 一方で普通のしゃもじはご飯粒がどうしてもついてしまう。 素材が異なるだけで、ここまでほとんどご飯粒がつかなくなるのは驚きだ。 さらにこのTPX樹脂は加水分解が起こりにくいため、樹脂製品の中でも長く使えそうだ。 冷凍保存用の容器にいれる際も、温度が低い状態のご飯でもしゃもじにくっつかず、余すことなく保存容器に移すことができた。 おかげでご飯粒がどうしても余ってしまうもったいなさから解放された。 2つのアイテムの組み合わせで、ストレスのない炊飯環境が整った。 キッチンがスッキリ片付き、配膳や洗い物の手間も少なくなり、今までよりも気持ちよく料理ができるようになった。
森亮太