松嶋尚美、ダブルケアラー生活を赤裸々に語る 育児と実母介護、頼りの妹が心筋梗塞で
タレントの松嶋尚美が29日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」で、ダブルケアラーの実態を赤裸々に語った。 【写真】松嶋尚美の長男はサッカー国際大会に出場するほどの才能の持ち主 ジャージの胸には日本国旗が光ってる 松嶋は12歳、11歳の子2人の育児をしつつ、要介護4の87歳実母を引き取り介護をする「ダブルケアラー」生活を3年前から行っている。大阪に住んでいた実母は、変形性膝関節症の持病があり、回復後も要介護状態に。当初、松嶋の妹が介護していたが、21年に妹が心筋梗塞で倒れてしまい、20代の妹の子がその後の介護を引き受けるも、人生これからの20代の子に介護を背負わせるのはしのびないと、松嶋が東京で面倒を見ることになったという。 だが引き取った当初、松嶋が住んでいたマンションはエレベーターがなく、居住している3階まで60キロある祖母を支えて上り下りさせていたがそれも限界。すぐにエレベーターのあるマンションに引っ越すも、公立小学校に通っていた長女は転校を余儀なくされることに。松嶋は長女の人間関係の再構築を心配するも、長女が転校よりも祖母の体調の方が大事と納得してくれ、家族の協力のもと、引っ越しすることになったという。 その他にも、夜も2時間おきにトイレに起こされ、熟睡はできず。それでも5時過ぎには起き、家事育児、仕事に介護と超多忙な日々。幸い、母はデイサービスを気に入っており、ほぼ毎日デイサービスに出かけて行くことから、その間に仕事ができるという。 そんな松嶋が気を付けているのは「家族みんなができることはするけれど頼れるものには頼り、過度な自己犠牲にならないように」という部分。何かあればケアマネジャーや役所への相談を心がけていると話していた。