「運転をする人が加害者にならなければ犠牲者は1人も生まれない」 交通事故の犠牲者の生きた証を展示する「命の絆展」 島根県松江市
日本海テレビ
悪質な交通事故で命を奪われた人たちの等身大オブジェを飾る企画展が、島根県松江市で開かれています。 人型のオブジェは、命の大切さを伝える「メッセンジャー」とも呼ばれています。松江市で開催中の「命の絆展」には、悪質な交通事故で犠牲となった5人のオブジェが、生きた証でもある靴や写真などとともに展示されています。 25年前のこの時期、飲酒運転の車による事故で娘の真理子さん(当時20)を亡くした出雲市の江角由利子さん。 江角由利子さん 「運転をする人が加害者にならなければ犠牲者は1人も生まれないので、その予防の意味でも、ぜひ1人でも多くの人にメッセージが届けばと思っています」 警察では年末年始に向け、飲酒運転の根絶や冬道での安全運転の徹底を呼びかけています。命の大切さを訴える「命の絆展」は、松江市の松江警察署で1月31日まで開かれています。
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