地域政党「大阪維新」代表選に吉村氏が出馬へ 再選目指す
任期満了(19日)に伴う地域政党・大阪維新の会の代表選に、現代表の吉村洋文氏(49)=大阪府知事=が18日、再選を目指して立候補する意向を明らかにした。大阪府庁で報道陣の取材に答えた。代表選は19日に実施される。 【図解】維新の議席、衆院選でどうなった? 吉村氏は国政政党・日本維新の会の代表選(12月1日投開票)にも立候補しており、いずれも当選すれば兼務することになる。吉村氏は「兼務は可能」との立場だが、立候補の理由は「19日に説明する」とした。 大阪維新の代表選は「大阪都構想」の2度目の住民投票否決を受けて、松井一郎前代表の辞任に伴い実施された2020年11月以来。当時、代表代行だった吉村氏が大阪市議の片山一歩氏を破って初当選した。任期は4年。 吉村氏は弁護士で、11年の市議選で初当選し政界入り。衆院議員、市長を経て、19年4月から府知事。22年8月からは日本維新の共同代表も務めている。【東久保逸夫、鈴木拓也】