新提案の木の家「間貫け(まぬけ)のハコ」ってどんな家?三角屋根の中には、広がる夢があった
昨年ログハウスメーカー「BESS」から発表された、新たな木の家「間貫けのハコ」。2023年秋に発表された際、「まぬけは、愛だ。」というキャッチでとてもインパクトがありました。そんな“まぬけ”の家、実際にモデルハウスを訪れたところ、インパクトとは裏腹に優しい時間が流れる家がありました。 【写真16枚】「間貫けのハコ」のモデルハウスに行ってきました!間取りや国産杉材をふんだんに使った室内など、写真でルームツアー! 「間貫けのハコ」と聞くと、思わず「三匹のこぶたの藁の家かしら?」と思ってしまいそうですが、実際はしっかりとした木の家。建築用語で水平材に使われる「貫き」の文字を“つながり”のイメージとしてあてた、「間」と「抜け」の空間を活かす美学からきた名前なのです。 昨年末熊谷市に“まぬけ”の家こと「間貫けのハコ」のモデルハウスが展示場「LOGWAY BESS熊谷」にオープンしたので、じっくりとその中を見学してきました。
三角屋根の中は、空間を最大限に活用
正式名称は「三角WONDER 間貫けのハコ」。BESSが手がけた木の家の人気商品・ワンダーデバイスのシリーズとして、三角屋根の形状から「三角WONDER」としているそう。 モデルハウスの丸いウロコのような外装はオプションで、標準は板状のスレートを使用しています。 中に入ると、仕切りというものが最小限で空間を最大限活かしているのがわかります。さらに、一面の縁側のサッシがリビングへの採光をしっかり確保していて、室内が明るい!
室内は国産杉材をふんだんに使用
1階には玄関、リビングとキッチン、バスルーム、トイレなどの水回り。玄関脇は広々とした「おくのま」となっており、住む人のスタイルに合わせて使える場所に。 玄関があるけれど、縁側からの出入りも導線的にはアリ。リビングと縁側は続いているので、夏はすいかを食べたり花火をするのも楽しそうです。縁側に座って読書をするなんて、豊かな時間ですよね。 キッチンはダイニング、リビングに続いているので開放感があり、縁側からの光も入ってきます。木の壁や床はあたたかみがあり、キッチンに立つのがなんだか楽しくなりそう。