“皆勤出場”で初の初日アンダーパー 今平周吾が絶好の7位スタート
◇日米ツアー共催◇ZOZOチャンピオンシップ 初日(24日)◇アコーディア・ゴルフ習志野CC(千葉)◇7079yd(パー70) 【画像】何を見上げる桂川有人 第1回大会から6年連続出場の今平周吾が6バーディ、2ボギーの「66」で回り、日本勢最高位の4アンダー7位で滑り出した。2020年大会はカリフォルニア州開催、パー72で初日「75」。アコーディア・ゴルフ習志野CC開催は5回目でいずれもパー70、初日の過去最高は23年大会の「70」。いつも出遅れていた。
今年は2週前の国内メジャー「日本オープン」優勝で賞金ランキングを上げ、出場権を獲得した。試合が無かった先週はラウンドや練習で調子を整えた。「体の調子も悪くないので、良い状態がまだ残っているような感じ」で開幕を迎えられた。 ショットの調子を測るバロメーターはティショットだ。「ドライバーをはじめ、ティショットが良い時は全体的に“調子良いな”って感じる」。この日のフェアウェイキープ率69.2%(9/13)は全体6位。加えて「日本オープンの前あたりからアプローチの調子が上がってきて上手くかみ合っている」と国内ツアー2位のパーキープ率(89.087%)が好プレーを支えた。パー5の最終18番はグリーン左手前から約25ydのアプローチを低い球でピンそばに寄せ、“お先”のバーディで締めくくった。
大会ベストフィニッシュは21年の18位。最終日を前に「(優勝の)チャンスのある位置でいたい」と言う。「やっぱり4日間楽しめる位置でやりたい。いつも下の方でやっているので(今年は)楽しくやりたい」。その願いをかなえるのに、申し分のない初日となった。 (千葉県印西市/石井操)