G7、ウクライナ支援で基金創設を検討 ロシア凍結資産めぐり
ロシアの全面侵攻にさらされるウクライナへの支援をめぐり、主要7カ国(G7)が支援のための基金の創設を検討していることがわかった。外交関係者が明らかにした。米英などが基金に拠出し、それをロシアの凍結資産から生まれた利益で補うという。13日からイタリアで開かれるG7サミットでの合意を目指す。 【写真】「正義とは、法の支配が勝つこと」 ウクライナ大統領府副長官が訴え 現在、西側諸国は総額3千億ドル(約47兆円)のロシアの資産を凍結している。今回の仕組みは、基金からウクライナに直接資金を拠出。基金に貸し付けを行った国に対して、凍結資産が生み出す利益で返済する形が検討されているという。
朝日新聞社