アーセナルはいつも1stレグを落とす 2011-12シーズン以来の悪癖は改善せず
アルテタが乗り越えるべき壁だ
アーセナルはUEFAチャンピオンズリーグラウンド16・ポルト戦の1stレグを0-1と落とした。後半アディショナルタイムまで0-0で推移していたものの、一瞬のスキを突かれて失点してしまった。 アーセナルは2009-10シーズン以来、CLでベスト16の壁を破っていないが、英『squawka』はもう少し根深い問題があると指摘する。1stレグを落としてしまう悪癖のことだ。 2011-12シーズンはミランを相手に0-4と敗戦。2ndレグでは3-0まで詰め寄ったものの、一歩及ばず敗退した。2013-14シーズンはバイエルン・ミュンヘンと対戦し、0-2の敗戦。2ndレグは1-1の引き分けに終わり、これも敗退している。14-15シーズンにはモナコにも1-3と敗れており、どうにもアーセナルは1stレグで勝てない。勝ったのは2010-11シーズンのバルセロナ戦が最後で、11-12シーズン以降は1stレグを落とし続けているのだ。 いつも同じ状態に追い込まれており、このことがアーセナルのベスト8進出を長年妨げてきたとも言える。ただし、2009-10シーズンは今回と同じポルトを相手に初戦を落としたものの、ホームで破ってベスト8進出を果たしているというデータもある。果たして2ndレグではどうなるか、アルテタはこの状況を跳ね返して久々のベスト8へ導くことができるか、注目だ。
構成/ザ・ワールド編集部