ビヨンセ NFLハーフタイムショーのジェスチャーが波紋 選手だったら15ヤード罰退のペナルティー
クリスマス当日の25日、米テキサス州ヒューストンで行われた米プロアメリカンフットボールリーグNFLのテキサンズ対レイブンズの試合で、米歌手ビヨンセ(43)がハーフタイムショーに出演して大観衆を沸かせたが、パフォーマンス中に披露したあるジェスチャーが想定外の波紋を呼んでいる。 【動画】白馬にまたがり星条旗をふりかざすビヨンセ 純白のカウボーイハットにラインストーンが施された白のコスチュームで、白馬にまたがりステージに登場したビヨンセは、最新のカントリーミュージックアルバム「Cowboy Carter」に収録された「16 Carriages」でショーをスタート。 同アルバムの収録曲「Blackbird」や「Ya Ya」などを熱唱し、最後に大ヒット曲「テキサス・ホールデム」を披露。同曲を歌い終えた際には左手の人さし指と中指を銃身に見立てた拳銃のポーズを決め、それと同時に「バン!」と書かれた横断幕が現れ、ステージを締めくくった。 米紙ニューヨーク・ポストによると、このジェスチャーがソーシャルメディアで物議を醸しているという。実は、NFLでは試合中に選手が手を銃に見立てる仕草を禁止しており、違反した場合、所属チームに15ヤード罰退のペナルティーが課されるからだ。 そのため、あるXユーザーは「NFLは指鉄砲でビヨンセにも罰則を科すつもりか?」と投稿。すると、別のユーザーは「同じことを考えていた!これまで何人の選手がそれで罰則を科されたことか」と返信した。 また、別のユーザーは、「NFLが指鉄砲の件で選手たちに次から次へと罰則を科しているのに、ビヨンセはおかまいなしに指鉄砲の決めポーズをしたのは本当に滑稽だ」と皮肉った。同紙によると、ほかにも、今回の演出に関する多くのコメントがSNSをにぎわせている。
東スポWEB