J2清水は21日、静岡市内でJ3相模原と練習試合（45分×2本）を行った。控え組中心のメンバー編成で臨み、3―0で勝利。秋葉忠宏監督（49）は「山形戦で敗れた悔しい思いを持っている中、出られなかった選手たちが躍動するとチームの底上げにもなるし、底力だと思う。リバウンドメンタリティーは素晴らしかった」と振り返った。 前半9分、ペナルティーエリア右に進入したMF松崎快（26）のパスをFW郡司璃来（19）が右足で合わせて先制。同14分にはFWタンキ（30）が持ち運んだボールを松崎が左足を振り抜いて2点目。後半2分には途中出場のFW加藤拓己（25）が右CKを頭で押し込んで3点目を挙げた。 左膝の大ケガから復帰後、対外試合では2戦連発の加藤は「何とか元気な姿を見せられた。ストライカーとして目に見える数字は重要。きょう来ていないサポーターも、試合結果に自分の名前があるかないかで印象も違う。どんな形であれ得点を取り続けることしかできない。やれることをやるだけですね」とリーグ戦出場へ猛アピールしていた。
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