『コーヒートーク トーキョー』では河童やキツネ耳のキャラクターが登場 キャラ紹介動画が順次公開へ
『コーヒートーク トーキョー』では河童やキツネ耳のキャラクターが登場 キャラ紹介動画が順次公開へ
『コーヒートーク トーキョー』に登場する河童と狐耳のキャラクターを紹介する動画が公開された。本作はカフェの店員となるアドベンチャー「コーヒートーク」の新作で、東京が舞台となる。日本をモチーフにした妖怪のキャラクターたちが登場することが以前から明らかになっており、今後キャラクター紹介動画が順次公開されていく模様だ。 公開されたキャラクターは河童のケンジと、狐耳のエリカの2人だ。河童のケンジはサラリーマンとして働いているが、これから定年退職を迎えるようだ。しかしながら、やりがいが見つけられずに困っているという様子が本作が発表されたときの映像でも描かれていた。 エリカは紹介映像にセリフがなく、どのような悩みを抱えているのかは不明だ。本作には狐耳(キツネミミ)という種族が登場するようで、狐の特徴を持つ人間のような姿をしているのだという。「まだ幼い狐耳」と紹介されており、エリカは幼いなりの悩みを抱えているのかもしれない。 『コーヒートーク トーキョー』はバリスタとなって客にコーヒーを提供し、会話をしていくアドベンチャー「コーヒートーク」のスピンオフ最新作だ。タイトルどおり東京を舞台にしており、時代は2025年となる。プレイヤーは東京の小さなカフェのバリスタとなって、人間や妖怪の末裔たちとトークして悩みや喜びを共有していくことになる。 公式サイトでは、以下のキャラクターが紹介されている。 ケンジ 昔かたぎなカッパ族のサラリーマン。定年退職を迎えた今、人生の新たな生きがいを模索している ヴィン 断片的な過去に苛まれる、バリスタのアシスタント。かつての悲劇がもたらす痛みと、日々向き合い続けている アヤメ やたらと陽気な幽霊の少女。生前は人気者だったが急死を遂げ、新しい“死後の”生活を理解しようともがいている 本作は基本的なプレイフィールはそのままに、新要素が加えられているという。サウンドトラックはこれまでシリーズの作曲を担当してきたアンドリュー・ジェレミーが新曲を書き下ろしている。ラテアート機能はステンシルが使用可能になり、豪華になった。前作にも登場したSNS機能のトモダチルも健在で、客たちのSNSも見ながらストーリーが進んでいくのだろう。 『コーヒートーク トーキョー』はPS5/Xbox One(Xbox Series X|Sにも対応)/Switch/PC(Steam)で2025年に配信予定。シリーズは今までインドネシアのToge Productionsが開発とグローバルパブリッシングを担当していた。新作からは、今まで日本向けのパブリッシングを担当していたコーラスワールドワイドがグローバルパブリッシャーとなる。 なお、海外向けのIndie Worldの映像ではコーラスワールドワイド側のスタッフとしてナラティブデザイナーのAnna Wintersteinと翻訳者の小川公貴が出演していた。小川は新作に翻訳者兼ライターとして参加するようだ。映像によると、新作はToge Productionsとコーラスワールドワイドがパートナーシップ契約を結んだプロジェクトになる模様だ。
重田雄一