博報堂DYメディアパートナーズのプロジェクトとルームクリップが新たな画像解析システム開発
博報堂DYメディアパートナーズは、同社の研究開発プロジェクト「AaaS Tech Lab」が、住生活分野のソーシャルプラットフォーム「RoomClip(ルームクリップ)」を運営するルームクリップとともに、生成AI(人工知能)を活用した新たな画像解析システムを開発した、と5月14日発表した。このシステムは、写真や動画に写っている物体とその座標を検出する。
OpenAIやMetaが開発・公開している複数のAIモデルを利用した。大規模言語モデル(LLM)と、画像を物体ごとにセグメンテーションするAIモデルを組み合わせ、画像の中の任意の物体を柔軟に検出するソリューションを構築した。カテゴリーの意味合いに応じて段階的に物体を検出。部屋の画像から「キッチン用品」に絞って「コーヒーメーカー」が検出できる。