“新人賞3冠”映画界の新星・和田庵、朝ドラ『虎に翼』で戦争孤児・道男を演じる
俳優の和田庵が、伊藤沙莉主演のNHK連続テレビ小説『虎に翼』(総合・月曜~土曜8時ほか)第12週より戦争孤児の道男役で出演する。 【写真】『虎に翼』に出演する和田庵【3点】 2021年に公開された映画『茜色に焼かれる』(石井裕也監督)で、主人公の息子・田中純平役にオーディションで抜擢された和田庵(わだ・いおり)。その演技が評価され、映画賞では“第95回キネマ旬報ベスト・テン”で新人男優賞、“第76回毎日映画コンクール”でスポニチグランプリ新人賞、“第35回高崎映画祭”で最優秀新人俳優賞と、16歳にして新人賞“3冠”を受賞する実力俳優だ。 そんな和田が演じる道男は、戦争孤児のリーダー的存在で、寅子が一時的に引き取って、猪爪家に居候する事になるが波乱を巻き起こしていく重要な役どころ。 先週までの『虎に翼』は、戦後に家族(兄・夫・父)を亡くした寅子が新しい「日本国憲法」の記事を目にし、新しい日本の憲法に希望を見出した。法曹会館に訪れた寅子は司法省で働く事に。GHQからの通達を受け、人事課長の桂場は家庭裁判所設立に向け動き出す。そこで、寅子も家庭裁判所設立準備室に異動する事になる……というストーリーだった。 6月17日(月)からは第12週が始まる。(以下ネタバレを含む) 17日放送の56話ではついに家庭裁判所が発足され、寅子は東京家庭裁判所判事補兼・最高裁判所家庭局事務官として働くことになる。戦争で親を亡くした孤児たちをどうするかが社会問題となっており、終戦から3年が済んでも路上には孤児たちが溢れていた。 そんな中、寅子を含む家庭局の面々が視察の為、上野を訪れている最中に職員の一人が財布を盗られる。追いかけた先に、戦争孤児のリーダー的存在の道男(和田庵)と出会う。道男が逃げた先はなんと轟とよねが居る轟法律事務所だった。 SNSでは「道男くんのやさぐれ具合がとても良い」「ニューフェイスの道男に期待している」「この道男くんがキーマンになるのかな?」と早くも注目が高まっている。
ENTAME next編集部