山下リオ＆美園さくら、小瀧望主演舞台にダブルキャストでヒロインに挑戦
女優山下リオ（31）元宝塚歌劇団月組トップ娘役の美園さくらが27日、東京・東急シアターオーブで、ミュージカル「DEATH TAKES A HOLIDAY」公開舞台稽古後の取材会に、演出担当の生田大和（43）と出席した。 【写真】アツアツ…山下リオと唇を重ねようとする小瀧望 同作はWEST.小瀧望（28）主演で、山下、美園はダブルキャストでヒロインを演じる。公開舞台稽古に出席した山下は「10年振りのミュージカルで私もいっぱいいいっぱいです」と振り返った。「私は映像の人間だったりするので」と切り出すも、「やっていることは変わらない。人間同士の心のやりとりなので、勝手にミュージカルはこうとか思って苦戦していた」と話した。「今後はもっと音楽と仲良く、この役をチームで一緒に駆け抜けられたらいいなと思います」とほほ笑んだ。 美園は「今日は客席から見させてもらいました」とし、「宝塚退団から3年振りの舞台で緊張感がいまだにあります」と話した。「小瀧さんがどんと構えて受け止めてくれるので安心しています」と続け、「今回は（小瀧に）身を任せながらも、お客さんにどう受け止めてもらいたいかをきちんと追及しつつ、1回1回の公演をこなしていきたいです」と意気込んだ。 同作は23年に宝塚版として上演されている。宝塚所属の演出家生田は「本質は変わらないと思っていて、この物語が持っているエンターテインメント性、ラブコメ性から人生の素晴らしさという最終メッセージにたどり着く」と説明。「小瀧さんを主演に迎えたので、それぞれの人間性を深められればと思った」とし、「（小瀧演じる）サーキが各部屋で人生を学んでいくので、部屋から始まる広がりを丁寧に作っていければと思った」と語った。 同公演は同所で10月20日まで上演される。また、11月5日からは大阪・梅田芸術劇場で上演予定。
