反則タックル問題、日大前監督ら会見(全文4)つぶすは他の大学でも使ってる
具体的にどういった指導を誤ったと考えているのか
フジテレビ:よろしいでしょうか。 司会:じゃあ回してください。 フジテレビ:フジテレビの『PRIME news alpha』の安宅と申します。3点ほどお願いします。きのうの宮川選手の会見、お2人ともどのような気持ちで見ていましたか。 内田:正直言いまして、私もやはり、何回も繰り返しになりますが、去年、負け越しのチームを本当に一生懸命、4年生がやってくれて、僕も4年生に厳しくやりました。そして3年生がついていってくれて、それで、突っ走った結果が甲子園の優勝。たぶんこれは4年生の頑張り、3年生の頑張りだと思います。負け越しのチームですから。そこの中で、やはり、適当な言葉はないんですが、金属疲労がどこかであったのか。そこは本当に、僕は全体を見て気が付かなかった部分だと思います。 フジテレビ:井上コーチはいかがでしょうか。 井上:実際、彼と一番、密に接していたというか、というのは私なんで、複雑な思いではありました。やっぱりそれしかちょっと表現できないです。 フジテレビ:宮川選手は高校生のころから井上コーチにお世話になっていたということで、信頼関係はあるというふうに映りました。その中で、このよく使う、つぶせ、という言葉を、相手をけがをさせろというふうに認識してしまった、どうしてですかね。 井上:そこは僕の彼への、彼に対する試合までの運び方ですね、言葉の掛け方が、やっぱり彼にとっては違うかったのかなと。本当につぶせと、QB、つぶしてこいと、僕は言うんですけど、よく。ただ、彼に対する、本当に試合までのもっていき方が、要は指導の仕方が悪かったと思っています。 フジテレビ:よく使う言葉であれば、よほどのことがない限り間違わないかと思うんですけれども、どういった、具体的にどういった指導を誤ったとお考えですか。 内田:よろしいでしょうか。一般的に運動部の場合、4年生が卒業しまして3年生は4年生を間近に見てて、そのチームの運営の仕方、練習の仕方、比較的分かりやすいんですが、2年生の場合は3年になったときに、この時期、4月から7月まで、たぶんまだ上級生になったまだそこら辺の不安定な部分が、われわれが見抜けなかったなっていうのが正直なところです。ですから、もう少しすれば、2年生から3年生になって、上級生に意識がちゃんと、しっかり固まる、ちょっと前だったのかなと、そこが、われわれが見抜けなかった、個人差があって、すぐ3年生の上級生になれる子もいれば、まだもうちょっと、自分中心の子もいる。いろんな子がいるのを、先ほどから言っています、思いっきり、去年1年間引っ張ってきましたんで、そこでちょっと認識のずれというのが起こったのかなと。それを私は気が付かなかったのが大きな原因だと思います。 フジテレビ:最後に1点よろしいでしょうか。 司会:もう代わってください。交代してください。 フジテレビ:井上コーチは。 司会:交代してください。交代してください。同じ人が幾つも聞いてると、聞きたい人が何人もいますので。もう1時間15分過ぎてますんで。