貸出金が増え受取利息も増加 山陰合同銀行が連結決算中間報告 島根県松江市
山陰合同銀行の発表した2025年3月期(2024年4~9月期)の中間連結決算は、純利益が前年同期比26%増の83億5600万円となりました。 売上高に当たる「経常収益」は、同10.2%増の634億9700万円でした。一方、経常利益は同21.3%増の120億7000万円となりました。銀行単体の貸出業務など本来業務の利益を示す「コア業務純益」は同12.7%増の187億7600万円でした。 預金金利の引き上げに伴い顧客に支払う預金利息は増加しましたが、貸出金残高が伸びたことで、受け取る貸出金利息が増加。コンサル部門の収益増で役務取引等利益も微増となりました。 通期の連結業績予想は、経常収益を1319億円(前回予想1216億円)に上方修正しましたが、純利益は182億円(同8.3%増)のまま据え置きました。