末松氏の収入不記載は580万円 参院予算委員長を辞任意向
末松信介参院予算委員長は24日、所属する自民党安倍派の裏金事件を受け、委員長を辞任する意向を表明した。またパーティー券の販売ノルマ超過分を派閥に納めず手元にプールするなどし、2022年までの5年間に関連政治団体の政治資金収支報告書に収入として記載しなかった額が計584万円に上ることも明らかにした。離党や議員辞職はしない。 末松氏はプールしていたことについて「違法と考えておらず、事務所口座に入金し、すべて政治活動のために使った。私的支出はない」と強調。また「パーティーの対応は事務所に任せていた」と自身の関与を否定した上で「十分関心を示してこなかった私自身の不明を恥じる所だ」と釈明した。