RIP SLYME「“孫ウケ”するリリックを書いていきたい」 現在のラップの立ち位置に喜び
GREENROOMで“船上DJ”を経験
2005年よりスタートした「GREENROOM FESTIVAL」は、今年19回目の開催となる。 落合:RIP SLYMEは過去に何度か出演されていて、それぞれに特別な思い出があるんですよね。 RYO-Z:そうですね。それこそMIGHTY CROWNと会ったのもGREENROOMですし、ハマケン(浜野謙太)と一緒にできたりしたんですよね。とにかく、オーディエンスがみんなオシャレ。各地のいろんなフェスをまわらせてもらいましたけども、ナンバーワンのオシャレフェスなんじゃないかなって思います。 落合:アーティストもですし、来ているお客さんも一緒になって作っているフェスですよね。 RYO-Z:だって、こんな昼のいい天気に佐野元春さんが聴けるなんてね。めっちゃ最高でした。 落合:横浜にプライベートで来られることはありますか? DJ FUMIYA:横浜はオシャレすぎて、僕は行けなかったです。今ではもう庭です(笑)。 落合:GREENROOMでは船上でもDJをされていましたね。 DJ FUMIYA:最高でした。 RYO-Z:オシャレの権化みたいなことをやっていてすごいなって思いましたね。僕らは出番が終わって一泊して、わざわざFUMIYAのDJを聴きに船に乗りましたからね。 落合:愛がありますよね。
80'sムード満載な新曲をリリース
RIP SLYMEは4月15日、約1年5ヵ月ぶりの新曲『ネオンライツ feat. WISE & おかもとえみ』を配信リリースした。 落合:いい感じのパーティチューンで、「肩パッド 入れてるウォーズマン」といった、昔懐かしのキーワードも満載でした。 RYO-Z:不適切にもほどがあるチューンになっております! 落合:(ドラマの)『不適切にもほどがある!』の流れがあるのですか? ILMARI:たまたまなんですけど、FUMIYAが「80'sは避けて通れない」とずっと言っていて、今やらなかったらいつやるんだって感じになっていたんです。それで、80'sっぽいものを懐かしんだワードを散りばめて作っていきました。ウォーズマンって知ってますよね? 落合:『キン肉マン』(集英社)のキャラクターですね。 ILMARI:えみちゃん(おかもとえみ)が80'sには生まれていなかったみたいで、いろいろググって調べてくれたんです。「毎度おさわがせしまーす」とかもテレビドラマシリーズ(『毎度おさわがせします』)なんですけど、聴いていて(元ネタを)知らない方がけっこういるみたいです。 RYO-Z:あとから調べてもらって知るのもいいですよね。