キンタロー。×水曜日のカンパネラ・詩羽が対談! ものまねを伝授、「本気になったら勝ち目ない」と語る理由とは?
ものまねの原点は「身内を笑わせること」
キンタロー。は遠い記憶をたどり初めてのものまねを思い返すと、両親が浮かんだという。 キンタロー。:(最初にやったのは)お母さんとかお父さんとか、一番近くで見ている人のものまねですよね。日常生活で気になった瞬間があって、「お母さんが毎日これやるよね」っていうのが、一緒に暮らしていると出てくる。それを妹と共有したいってところから始まったんです。妹に「お母さんが、朝絶対にやる咳を聞いてくれる?」って言って、それのものまねをやったら「分かる!」って言われて「でしょ!」って。そのしぐさを共有したくて。「じゃあ、お父さんのくしゃみも聞いてもらえる?」「グフォン!」「分かる!」っていうところから始まりましたね。 言葉のエピソードだけではなく実際のしぐさや声を表現して、より明確にその姿を相手に伝えたいという思いがあるとキンタロー。は言う。 キンタロー。:妹が「分かる!」って笑って、私も笑いが1個増えてうれしいみたいな。身内を笑わせることが幸せってところですね。 詩羽:それが始まりだったんですね。 キンタロー。:この話は初めて言ったかもしれないですね。 詩羽:テレビはものまねをするだけで、そのことについて深く話すことはないですから。
ものまねと音の関係
キンタロー。のものまねのレパートリーを訊かれると、数え切れないと答えた。 キンタロー。:もし、ものまね芸人になったとして、どんどんものまねをやる身になって考えると、レパートリーって数えないですよね。「レパートリーに詩羽ちゃんのものまねが増えた」とはやらないから。結局、何個やれるか分からないけど、222……ニャンニャンニャンって言ったらかわいいかなと思って、222個って言ってる。 詩羽:詩羽のわかりやすいクセってあるんですか? キンタロー。:歌を歌うし、リズミカルだから独創性のあるリズムで日常のセリフすらも会話しているなって(思う)。水曜日のカンパネラの『エジソン』が発売になったときに、詩羽ちゃんは自分でプロモーションを頑張ろうって思って、「詩羽がもっとテレビで歌えるようになるためにもっと応援してね」っていうのを、詩羽ちゃんなりに「みんなのティカラ(力)が必要なんだよね!」って言っていて、なるほどって思って。 詩羽:ホントですか(笑)。 キンタロー。:(「力」を)ティカラって。 詩羽:本当か嘘かも分からない(笑)。 キンタロー。:それはものまねの餌食になっちゃう。特徴的なことをすると、ものまね芸人というハイエナが寄ってきますね。 その後、キンタロー。はリスナーからの質問に、アンミカや北大路欣也のものまねで答えていった。 キンタロー。に促され、詩羽もアンミカのものまねをしてみることに。 キンタロー。:さすがリズムの子。ものまねってリズムなんですよ。詩羽ちゃんはリズミカルだから、すぐいろいろやれちゃうかも。 詩羽:確かにものまねって音の部分もありますよね。声の出し方ってわりと音で聴いてやるみたいな感じだから。 キンタロー。:詩羽ちゃんが本気になったら勝ち目ないですね。