京都サンガのラッピング特急 紫の車体が府中北部走る
プロサッカーJ1に所属する京都サンガFCのラッピング加工をされた特急電車、「京都サンガトレイン」がJR西日本に登場した。京都市と府中、北部を結んで走り、沿線地域の活性化やホームタウンに親しまれるチームをめざす。2027年ごろまでの運行を予定している。 京都サンガを運営する京都パープルサンガ社、府北部地域連携都市圏振興社(海の京都DMO)、森の京都地域振興社(森の京都DMO)が共同で取り組む。 京都サンガのチームカラーの紫を基調に、森の京都を表す茶色、海の京都の青色を取り入れ、各社のロゴマークのほか、ホームスタジアム「サンガスタジアムbyKYOCERA」のイラストも描かれている。車内の座席テーブルには二次元コードを掲載したコラボステッカーが貼られ、コードを読み取ると、森の京都、海の京都エリアの観光PR動画を視聴できる。 運行車両は3両編成と4両編成の各1両。京都―城崎温泉、天橋立、東舞鶴駅を走る特急列車「きのさき」「はしだて」「まいづる」として運行する。 3両編成は2日から運行が始まっていて、4両編成は10日に福知山駅で開催の出発式のあと運行を開始する。