赤松諒一選手が一日警察署長 パリ五輪走り高跳び5位 岐阜南署
年末年始に増加傾向のある事件や事故を防ごうと、岐阜南警察署では2日、パリオリンピックの走り高跳びで5位に入賞した岐阜市出身の赤松諒一選手が一日警察署長を務め、犯罪防止や交通安全を呼びかけました。 赤松選手はパリオリンピックの陸上男子走り高跳びで、日本人最高記録の2メートル31センチを達成して、5位入賞。日本勢として88年ぶりの入賞を果たしました。 一日署長の委嘱式では岐阜南警察署の實城晋吾署長から赤松選手に委嘱状が手渡され、出発式では、赤松選手の掛け声で白バイやパトカーの隊員らを激励しました。 その後、赤松選手は、JR岐阜駅南口にある人気パン屋「サカエパン」の前で「家族の絆であんぜんあんしんパン」とシールが貼られたあんパンを通行人に配り、特殊詐欺への注意や交通事故の防止を啓発しました。 ※赤松諒一選手 「啓発活動で交通事故が減っていければ、うれしいです」 岐阜県内では、11月末から「交通死亡事故多発県内警報」が発令されていて、県警では「夜間は速度を控えて、横断歩道では周囲を注意して、運転してほしい」と呼びかけています。