『ロード・オブ・ザ・リング』なぜアニメ映画化?「攻殻機動隊」神山健治が監督を引き受けた理由
神山監督による『ロード・オブ・ザ・リング』のアニメ映画化によって、欧米のアニメ制作の基準が大きく変わる可能性があるとボウエンは胸を膨らませている。「神山さんはストーリーテラーであり脚本家であり監督なんですが、そのなかでもとりわけ、ストーリーテリングという才能にあふれた人だと思っています。そして、彼はやっぱりアーティスト。何がビジュアル的に美しいのかということもはっきり見えているし、音楽も大好きでこだわっている。本当に傑出した監督です。実写界が彼をアニメ界から盗まないことを願っています(笑)。本当に誇らしい作品、日本のアーティストたちが本当に素晴らしい仕事をしてくれて。彼らの創造性や力強さはマジで最高。本当にこの作品にかかわれてよかったと思っている。日本の観客と早く一緒にこの作品を観たいです」(編集部・倉本拓弥)
『THE LORD OF THE RINGS:THE WAR OF THE ROHIRRIM(原題)』12月全国劇場公開