ステーションAiパートナー拠点目指す 尾張5市会議所が正副会頭会議
【尾張】一宮、稲沢、江南、津島、犬山の尾張5市商工会議所は25日、津島市の津島神社で正副会頭会議を開いた。愛知県商工会議所連合会会頭会議での西尾張ブロック代表の発言要旨を確認。また、5市が参加する「尾張ネットワーク会議」で、ステーションAiのパートナー拠点認定を目指す方針も示した。 冒頭あいさつで津島会議所の伊藤彰浩会頭は「小規模事業者が多数を占める当地域の経営環境は非常に厳しい。持続的発展を支援する会議所の使命はますます重要になる」と話した。県連合会の会頭会議では、一宮西港道路の早期整備と津島・稲沢地区へのインターチェンジ設置、名岐道路の早期整備、北尾張中央道の4車線化、鉄道の高架化などを要望提案する。 尾張ネットワーク会議は5市のほか、瀬戸、春日井、小牧の各市を含む尾張地域の会議所、自治体が連携し、地域の産業振興を図る目的で今年4月に発足。この枠組みを活用して、来年2月をめどに県からのステーションAiパートナー拠点の認定を目指す。
実現すれば「東三河スタートアップ推進協議会」(豊橋市)、「ウェルネスバレー推進協議会」(大府市)に次ぐ3例目となる。 具体的な取り組みでは、各会議所が創業支援や、会員企業とスタートアップのマッチング支援などを行い、その情報共有や事業連携を図っていく。 発起人である一宮会議所の豊島半七会頭は「西尾張の会議所が集い、会員の次のステップを支援したい」と話した。