マイルCS 4番人気・ソウルラッシュ、6歳馬の勝利は14年ダノンシャーク以来、10年ぶり5回目
◇17日 「第41回マイルCS」(G1・京都・芝1600メートル) 中団から進んだ4番人気のソウルラッシュが直線、自慢の末脚を爆発。力強く2馬身半差抜け出して1分32秒0で重賞4勝目、G17度目の挑戦で悲願の初制覇を飾った。 ▼7度目の挑戦で悲願達成 ソウルラッシュはGⅠ、7度目の挑戦(香港マイルを含む)で初勝利。通算成績は22戦8勝(うち海外1戦0勝)。馬名の意味は「魂の突進」。 ▼団野GⅠ・2勝目 団野はマイルCS2度目の騎乗で初勝利。前回は昨年ダノンスコーピオンの13着。JRA・GⅠは昨年の高松宮記念をファストフォースで制して以来、今年初勝利で通算2勝目。JRA重賞は、今年のファンタジーSをダンツエランで制したのに続く、今年3勝目で通算10勝目。 ▼池江師GⅠ・23勝目 池江師はマイルCS2勝目。前回は17年ペルシアンナイトで制している。JRA・GⅠは昨年のスプリンターズSをママコチャで制して以来、今年初勝利で通算23勝目。JRA重賞はマイラーズCをソウルラッシュで制したのに続く、今年2勝目で通算96勝目。 ▼ルーラーシップ産駒 ルーラーシップ産駒は延べ3頭目の出走で初勝利。これまでは昨年のソウルラッシュの2着が最高。JRA・GⅠは22年の朝日杯FSをドルチェモアで制して以来、今年初勝利で通算3勝目。 ▼6歳馬 6歳馬の勝利は14年ダノンシャーク以来、10年ぶり5回目。 ▼関西馬 関西馬の勝利は22年セリフォス以降、3年連続25回目。通算は関西馬25勝、関東馬16勝。
中日スポーツ