ヘンリー英王子、王室復帰希望か がん治療中の国王支援へ
【ロンドン共同】英紙タイムズ電子版は16日、公務を引退し米国で暮らすヘンリー英王子(39)が、がん治療中の父親チャールズ国王(75)を支えるため、一時的な王室復帰を希望していると報じた。王子は公務引退後、王室批判を展開し、国王や兄ウィリアム皇太子(41)との不仲が伝えられる。 国王もヘンリー王子と会う機会を増やしたいとの意向を示しており、家族の和解に期待が高まっているという。 英王室は5日、国王ががんと診断され治療を始めたと公表。知らせを受けたヘンリー王子は6日に一時帰国し、ロンドンの国王公邸で短時間、親子の時間を過ごした。ウィリアム皇太子とは会わなかったとされる。