エムバペのいるマドリーは恐い? バルサ所属レバンドフスキの答えは――「とても強いチームになるだろう。でも…」
古巣を全力応援「ドルトムントの成功を祈っている」
バルセロナに所属するロベルト・レバンドフスキが、スペイン紙『MARCA』のインタビューに対応。宿敵レアル・マドリーへの加入が決定的なキリアン・エムバペについて語った。 【動画】35歳で貫禄の3発!レバンドフスキのゴールショー エムバペは今月10日にSNSを通じて、パリ・サンジェルマン退団を発表。新天地はまだ明らかにしていないものの、マドリーでほぼ間違いないと見られ、正式アナウンスを待つだけの状態となっている。 そうしたなか、ずばり、「エムバペのいるレアル・マドリーを恐れている?」と問われると、レバンドフスキは「まだ正式には決まっていないが、全ての道はレアル・マドリーに通じているようだ」と前置きしたうえで、名門バルサの一員として自信を覗かせた。 「恐れ? いや、もちろんないよ。明らかに信じられないような選手だし、彼がレアル・マドリーに行けば、とても強いチームになるだろう。でも僕らのメンタリティは、『どんなに良い選手がいても、チームとして力を合わせれば勝てる』というものでないと。最初の試合、最初の数分間から準備しなければならない。 レアル・マドリードには時間が必要だろう。スタートが上手くいかず、勝点を落とすはずだ。僕らはそれを追いつくためではなく、追い越すために利用しなければならない。勝てなくても負けなかった2シーズン前のようにね」 マドリーは6月1日、自身がかつてプレーしたドルトムントと、聖地ウェンブリーでチャンピオンズリーグ決勝を戦う。無論、スタンスは明確だ。 「(ドルトムントを)応援するよ。ドルトムント時代にウェンブリーで決勝を戦った経験があるから、どんな感じか想像できる。雰囲気を覚えているよ。(今季で退団するマルコ・)ロイスにとっては最終戦だ。彼のレガシーになるかもしれない。もちろん、ドルトムントの成功を祈っている」 来季への勢いをそいでもらうためにも、レバンドフスキは古巣の宿敵撃破を全力で願っている。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部