<水曜日のカンパネラ・詩羽>「20歳になったらこの世を去ろう」と決意した過去 初の書籍で赤裸々に明かす
「ファッションやヘアスタイルは武装の一つ。元気になりたいときは元気な格好をするし、落ち着きたいときは落ち着いた服装にする。自分の気持ちを変動させるものだからこそ、強くなるために、自分らしい強いスタイルを選ぶようになりました」
この日のコーデのポイントをたずねると、「きょうは『POEM』についてちゃんと話す日なので、変にきれいな格好で緊張感があるよりは、部屋着寄りのゆるっとした服で、とスタイリストさんにお願いしました」と話した。
斜めがけしたウサギのバッグも目を引く。
「ぬいぐるみがめっちゃ好き。家でもぬいぐるみと寝るタイプなので、きょうはウサギがいてくれてよかったな。ベッドには、抱き枕のほかに大きいぬいぐるみ2個とヘビ2本で周りを囲って、重みのあるネコのぬいぐるみを抱いて寝ています。そのおかげでゆっくり寝られています」
<プロフィル>
うたは 2001年8月9日生まれ、東京都出身。 2021年9月、音楽ユニット「水曜日のカンパネラ」に2代目主演&歌唱担当として加入。2022年リリースの「エジソン」がSNSで話題となる。2023年、日本に加え、北京、上海など8都市のアジアツアーを実施。俳優、モデルなどマルチな方法で自己表現を行う。2023年には、映画「アイスクリームフィーバー」、連続ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」(日本テレビ系)に出演。
*……「POEM」(宝島社)は、詩羽さんが今まで誰にも語ってこなかった、重く、しかし鮮やかな記憶をつづった自叙伝。詩羽さんが信頼を寄せる3人のフォトグラファーが、「違和感」をテーマに台湾や日本各地で撮り下ろした写真を掲載する。192ページ。2200円。