中村勘九郎 歌舞伎町を人力車でお練り 「アルタ前を通って靖国通りを横断なんて…」
日テレNEWS NNN
歌舞伎俳優の中村勘九郎さん(42)が28日、東京・歌舞伎町でお練りを行いました。中村七之助さん(40)や、息子の中村勘太郎さん(13)、中村長三郎さん(10)たちも人力車に乗って登場し、集まった観客に手を振って応えました。 【画像】中村勘九郎・七之助 亡き父・勘三郎さんから孫に継がれる“芝居愛” “歌舞伎町”の地名は、戦後、この地に歌舞伎劇場を誘致する計画があったことが由来だといいます。当時は、金融政策や建築制限令などにより、結果的に劇場の建築はかないませんでしたが、2024年5月3日から東急歌舞伎町タワーにある『THEATER MILANO-Za』で『歌舞伎町大歌舞伎』が上演されることになりました(5月26日まで)。この公演に先立ち、今回のお練りが行われました。
■新宿を大移動 お練りのルート
お練りは、歌舞伎俳優たちを乗せた6台の人力車が、新宿モア4番街からスタートし、新宿アルタ前を通って、新宿モア2番街へ。 さらに靖国通りを横断後、TOHOシネマズのゴジラに向かってセントラルロードを進み、東急歌舞伎町タワー前で下車するというルートで行われました。
■「なかなかできない経験」
お練りの後に行われた舞台挨拶で、勘九郎さんは「全国いろいろなところで、“お練り”というものをやらせていただきましたけれども、なかなかできない経験をさせていただきました」とコメント。 さらに「人力車で新宿の駅前、アルタ前を通って靖国通りを横断なんてね、一生に一度できるかできないかという体験。沿道からみなさまの“中村屋!”、“待ってました”、“また見に行くよ”って声をかけていただいたおかげで、楽しくお練りをすることができました。今度は私たちが舞台からみなさまがたにパワーをお返しする番でございます。心をこめて演じますのでご期待ください」と心境を明かしました。