J1アビスパ福岡・紺野和也、ルヴァン・カップ敗退のチームにもたらす白星「チームに落ち込んでいる雰囲気もあった」
◆明治安田J1第16節・新潟1―2福岡(25日、デンカビッグスワンスタジアム) アビスパ福岡の紺野和也がリーグ戦3試合ぶりの今シーズン4ゴール目をマークした。チームの公式戦の連敗を「3」で止める勝利に大きく貢献して「結果的にラッキーな形でしたけど、ゴールにつながってくれてよかった」とうなずいた。 ■超絶フリーキック!前寛之がゴラッソ【動画】 1―0の後半40分、ゴール前に左足でクロスを上げた。「(味方が)触ってもいいし、触らなくてもいいという際どいボールを上げることができた」。敵地での勝利を決定づけるゴールとなった。高いボール保持率を誇る相手に押し込まれる流れも、機を見てドリブルで持ち上がって右サイドから再三好機を演出するなど、相手の脅威であり続けた。 公式戦3連敗で迎えた一戦。特に22日のルヴァン・カップは3回戦で柏に敗れ、連覇への道が早々に断たれた。それだけに期する思いは強く「チームには若干落ち込んでいる雰囲気もあったが、全員で話をして、力に変えていい流れに持っていこうと試合に入った」と明かした。言葉通りの一丸での勝利だった。 次戦は6月2日の柏戦(三協フロンテア柏スタジアム)。頂への挑戦が遮られた地での再戦だ。「まだ今年は連勝ができていないので。連勝して上位に食らいついていけるようにしていく」と決意を込めた。
西日本新聞社