FC東京、鳥栖FWマルセロヒアンを期限付き移籍で獲得 DF木村誠二の復帰も確実に 新たな攻守の要が加入へ
J1・FC東京がJ2鳥栖からFWマルセロヒアン(22)を期限付き移籍で獲得し、DF木村誠二(23)の復帰も確実となった。複数の関係者によると、交渉は最終段階で一両日中にも正式発表される見込み。 新シーズンに向け、青赤は新たな攻守の要を迎え入れることになった。 木村は昨季東京から出場機会と、パリ五輪出場を目指して鳥栖に期限付き移籍。チームはJ2降格の憂き目にあったが、自己最多のリーグ26試合1得点1アシストを記録するなど大きな成長を遂げた。パリ五輪本大会では3試合に出場し、8強進出にも貢献。今季は2年ぶりに青赤に帰還し、定位置奪取と、より一層の飛躍が望まれる。 ブラジル出身のマルセロヒアンは、2022年夏に来日。横浜FCでプレーした後、昨季から完全移籍した鳥栖で大ブレークを果たす。持ち前のスピードとパワーを生かし、リーグ30試合14得点3アシストを記録した。
東京は7季に渡り、エースを務めたFWディエゴオリベイラ(34)が昨季限りで引退。首脳陣は新たなエース候補として年齢も若く、左利きでさらなる成長も期待されるブラジル人ストライカーに白羽の矢を立てたという。 さらに、DFエンリケトレビザン(27)と、FWエベルトン・ガウディーノ(27)との契約更新も確実で、新ブラジル人トリオ結成も期待される。昨季まで新潟を率いた松橋力蔵監督(56)を迎える新生トーキョーが新たな得点源と、アカデミー出身のDFを加え、昨季7位からの巻き返しを図る。
中日スポーツ