高野連 7イニング制、リプレー検証ともに早くても26年以降の導入に 来年12月対応策まとめる
日本高野連が6日、大阪市内で理事会を開き、6月から4回に渡って実施された「高校野球7イニング制に関するワーキンググループ」の議論結果が報告された。 メリットとして選手の障害予防の促進、部員不足チームの安全な試合参加など、デメリットには出場機会の減少、上部カテゴリー(大学、プロ)などとの連続性の喪失などが挙げられた。今後は新たに「7イニング制等高校野球の諸課題検討会議」を設けてリプレー検証なども含めて来年12月の理事会までに対応策をまとめるとした。 宝会長は公の場で初めて7イニング制について言及。「そこで議論してもらって高校野球が健全な方向で発展していくように尽力していきたい」と話した。 リプレー検証については「やるとしたらこんな感じかなとアイデアは出ている。詰めないといけないところもある。各都道府県の現場の声をもっと聞いてほしいと声もあった。早くても(導入までに)1年は伸びた」と話した。