中継を終え、球場横にある沢村栄治とベーブ・ルースの銅像前で記念撮影をした（左から）須藤、永見、秋元、伊藤、岩本の各アナウンサー

　あっという間に６月。この半年、私はプロ野球ファームリーグ「くふうハヤテ」とともに過ごしてきたような気がします。「勝つこと」の難しさを知り、「１勝」の喜びを感じ、「負けること」の悔しさを思い知る、選手が感じる思いを近くで見てきました。 　そんな中、１１日から３日間、チーム創設９０周年を迎えた巨人との試合が開催され、Ｄａｉｉｃｈｉ―ＴＶでは第２戦を実況生中継でお伝えしました。「巨人との対戦は楽しみ。でも、やることは変わらないので」と意外にも、いつもと変わらない落ち着いたくふうハヤテの選手たち。「おお～っとこれは、巨人戦の中継を抱えている自分が一番緊張しているのか！？」と試合前の選手のみなさんに、高ぶっていた気持ちを冷静にしてもらったことは内緒。 　第１戦、第２戦ともに、くふうハヤテは巨人相手に善戦。いや、むしろ悔しい戦い。くふうハヤテの象徴でもある「粘り」の野球で、最後まで諦めない姿は私たちの心にグッとくるものがありました。そして、初めてくふうハヤテを見た人たちを「ファン」にさせたことは間違いないと思います。くふうハヤテの戦いはまだまだ続きます。是非、静岡の球団「くふうハヤテ」をともに応援しましょう！