【後編】今一番熱い“器楽奏者とボーカル融合”ガールズユニット「C;ON」を取材 異例尽くしのメジャーデビュー記念ライブで魅せた決意を1万7000字レポート
今、音楽シーンをにぎわせている“器楽奏者とボーカルを融合”させたガールズユニット「C;ON(シーオン)」をあなたは知っていますか。2000人規模の「LINE CUBE SHIBUYA」での公演を無料開催するなど異例尽くしの活動を行う中、「avex(エイベックス)からのメジャーデビュー」を活動7年でやっとつかんだ彼女たちをねとらぼ編集部がインタビューしました。 【画像で見る:音楽シーンをにぎわせている「C;ON」】
C;ONをねとらぼ編集部が初インタビュー
そんな今勢いに乗る「C;ON」をねとらぼが初インタビュー。メンバーのC;ON加入から7年越しに掴んだメジャーデビュー決定に至るまでを余すことなくお届けします。 ――今日はよろしくお願い致します。さっそくですが、C;ONを一言で説明するとどんなグループでしょうか。 栞音:器楽奏者とボーカルが融合したユニットです。 ――C;ON最大の強みといえば。 杏実:普通のアイドルと違って、ダンスボーカルユニットじゃなくて、ダンスとボーカルに楽器も加わっているのが一番持ち味かなって思います。ボーカルもアイドルの枠にとらわれてない、それ以上のボーカル力もあるというか。 聖奈:「C;ONってアイドル? バンド?」ってよくいわれるんですが、ジャンルにとらわれずただ演奏して歌ってるだけじゃなくてダンスも加わっているので、見ていて面白くてインパクトあるんじゃないかなって思いますし、今アイドル現場も結構出ていて、ファンのみんなと一緒に声を出したり、ペンライトでも楽しめたりっていう文化もあって、アーティストとアイドルのハイブリッドみたいに良いとこどりできているんじゃないかって思います。 栞音:アイドルフェスにもロックフェスにも出演させていただけたり、最近だとBillboard-Liveに出演させてもらうこともできたりとか、本当にジャンルレスにいろいろな活動ができるのは強みになってきたなと思います。 ――みなさんがグループに加入したきっかけはそれぞれどんな形だったのでしょうか。 栞音:母がオーディション情報を見つけてくれて、応募しました。大々的にネットでオーディションの告知をしていたのがきっかけですね。 佳子:私は途中加入なんですが、「アーティスト 楽器」で検索したらちょうどC:ONのMVが出てきて、「このグループ良いなぁ」って思ってオーディションを受けました。 愛佳:私は初期メンバーオーディションの2カ月後くらいに、お声がけをいただいて。栞音ちゃんと一緒に初期メンバーとしてデビューすることになりました。 杏実:私は佳子ちゃんと高校の同級生なんですけれども、私が教師になろうか、音楽の道をまた進むかで迷っていたときに、佳子ちゃんのSNSを見て、すごくキラキラして憧れたので、佳子ちゃんに相談して加入しました。 聖奈:私もネットで「楽器奏者 アーティスト」と検索したり、テレビにC;ONが出ているのを見たりして、興味がわいて調べてみました。 ――メンバーから見てのC;ONの好きなところ、ポイントを教えてください。 聖奈:誰1人も欠けられないところ。1人いなくなったらみんなバタバタしちゃうし、音も歌もみんながいないと成立しないで、誰一人欠けることができないなと思います。 愛佳:みんなきっとまじめなことをいうと思うので、私は路線を変えて「みんなよく食べるところ」が好きです! 私から見るとメンバーはお姉さんのような存在なんですが、毎日努力して顔も体もすごくきれいで、本当に尊敬しているんですけど、めちゃくちゃよく食べるんですよ(笑)。プライベートでも結構仲良くて、よくライブ終わりにご飯とか行くんですけど、本当によく食べるのがすごく良いなぁっていつも思います。 佳子:年齢を気にせずなんでも言い合える関係がいいかなと思います。愛佳が18歳で他のメンバーは25、6歳なんですけれども、年に関係なく愛佳がダンスを教えてくれることもあるし、大人組も年齢近いからってバチバチすることもないし、本当に仲良しです。 杏実:メンバーみんな個性があるところですね。顔の雰囲気も5人全然違うなって思うし、演奏に関しても佳子ちゃんはジャジーだったり、聖奈ちゃんは正統派だったり、ボーカル2人も全然違う声質だからこそ2人がハモるとよかったりとか、個性がそれぞれ違うからこそ、5人がまとまって1つになるのがすごく面白い、いいところだなって思います。 栞音:人間的な面でいうと、5人のノリがすごく合うところ。普通に友達だったとしても楽しめるような5人だから、ライブになったらそれに集中できるし、楽屋では5人でワイワイ一緒にやれるのが一緒にいて心地いいなと思います。 最近思うんですけど、大人組は個々自立しててなんとかなりそうなタイプなんですよ。でも1人だけ年下で「やるぞー!」「がんばるぞー!」っていう愛佳がいてくれるおかげで私たちもそれに巻き込まれて熱血系でやっていけているというか、そこがやっぱり18歳がいるならではで、逆にケンカにならないというか。なりすらしないんですよ(笑)。