「Travis Japan」宮近海斗、ドラマ初主演! 葵わかなと幼なじみ役、“遅れてきた初恋”を描く「ホンノウスイッチ」1月放送
宮近海斗(「Travis Japan」)と葵わかなが主演を務め、紙と電子で累計発行部数78万部を突破した人気コミックをドラマ化する「ホンノウスイッチ」が、2025年1月期、テレビ朝日系の「オシドラサタデー」枠で放送されることがわかった。物心つく前からずっと一緒だった幼なじみが大人になり、長年封印してきた自分の気持ちと向き合い、“遅れてきた初恋”を始める、心温まるピュアラブストーリーを紡ぐ。 【フォトギャラリー】「ホンノウスイッチ」原作書影 原作は、21年の連載終了後も読者からの熱い支持が止まらず、現在も電子書店で爆発的な人気を誇る、KUJIRA氏による同名コミック(講談社「comic tint」所載)。「特捜9」シリーズ、「お迎え渋谷くん」などで知られ、本作でドラマ初主演を果たす宮近は、ゲーム会社で働くプランナー・秋山聖役を務める。「ブラックペアン」シリーズ、「Dr.チョコレート」などに出演し、宮近とは「インフルエンス」に続く共演となる葵は、聖の幼なじみで、同じビルにある別のゲーム会社でプランナーとして働く星小和に扮する。 物語の中心となるのは、26年間、家族のように過ごしてきた幼なじみの聖と小和。聖は、幼い頃から小和に淡い恋心を抱いていたが、大人になったいまも自分の気持ちにフタをして、幼なじみのまま現状維持中。一方の小和は、中学時代、聖と彼女が別れた瞬間、目も合わせない関係になったところを目の当たりにし、「こんなに簡単に関係が途切れてしまうなんて怖い」とショックを受ける。やがて、密かに自覚し始めていた聖への気持ちを封印し、一生仲の良い幼なじみでいることを決意する。 本作は、そんなふたりが、ある朝目を覚ますと、裸同然の姿で同じベッドで寝ていたという衝撃的なシーンで幕を開ける。その前夜、彼氏にフラれた小和を慰めるべく、ヤケ酒に付き合うことになった聖。愚痴を聞き慰めるうちに、長年胸に秘めていた小和への思いが溢れだし、とうとう一夜をともにする。一方の小和は激しく動揺し、「なかったことに!」と、思わず土下座。小和との関係を一歩進めたい聖と、いまの関係を壊す勇気が持てず、幼なじみの立場を死守したい小和。ふたりが繰り広げるピュアで一途な大人の初恋が描かれる。 「ホンノウスイッチ」は、髙橋洋人(「おとななじみ」)と藤澤浩和(「青島くんはいじわる」)が監督、泉澤陽子(「あのクズを殴ってやりたいんだ」)が脚本を担当。25年1月期、テレビ朝日系の「オシドラサタデー」枠で放送される。キャスト、原作者・KUJIRA氏のコメントは、以下の通り。 ■宮近海斗(秋山聖役) ――本作に出演が決まった際のお気持ちは? とても光栄な機会をいただき、すごくうれしかったんですが……。実は最初、マネージャーさんから「ドラマ決まりました」とだけ、サラッと聞いたんです。僕、実は今回がドラマ初主演なので、もうちょっとだけ、ホントにもうちょっとだけでいいんですけど、盛り上げてほしかったです(笑)。オシドラサタデーという、いろんな方が注目してくださる枠で主演させていただくので、全力で演じたいと思いました。ファンの皆さんにも喜んでいただけたらうれしいですし、一緒に盛り上がりたいですね。 ――原作は大ヒットコミックですが、お読みになられた感想は? いろんな方がこの作品のトリコになるというか、ファンになる気持ちがすごくわかりました。仕事で目まぐるしい日々を送っていたり、いろんな状況の中で、「ホンノウスイッチ」を読むと、そこには素敵な世界が広がっていて……。聖と小和の愛の形がすごくまっすぐで、本当に現実逃避させてくれるような、キラキラした気持ちになれたんです。そういう気持ちを、絶対にこのドラマを通して、視聴者の方に100%届けなくちゃいけないなと感じました。 ――葵さんとはドラマ「インフルエンス」以来の共演ですが、どのような印象をおもちですか? 「インフルエンス」では、ほぼ一緒のシーンがなかったんです。そして葵さんが演じられていた役がめちゃくちゃ怖かったんですよ(笑)。どんでん返しのキーパーソンで……そういう意味でも、すごいお芝居をされる方だなと、リスペクトしています。今回はお互い等身大のキャラクターですし、ピュアな恋愛模様が描かれるので、また違ったお芝居が見られるのかなと楽しみです。先日、ご一緒した取材中に趣味や好きな食べ物などを知って、俳優の葵わかなさんではなく、ひとりの人として親近感が湧きました。 ――ご自身が演じる秋山聖はどんなキャラクターだと思いますか? 聖は僕と同世代なので、成長していく段階やバックボーンに関しては重ねやすいと思います。聖は幼なじみの小和にずっと恋をしていて、しかもそれを隠してきたんです。でも、あることをきっかけにその気持ちを伝えようと“スイッチが入る”という展開なんですが、幼なじみという関係と、その幼なじみに恋をしていたという経験が自分とは重なっていないんです。スイッチがどう入るのか、どう気持ちを伝えるのかという点が肝だと思うので、その部分は新たに模索していかなければならないな、と思っています。 聖の優しさや、小和に対してまっすぐなところ、その人のためを思って行動するところは、すごく素敵だと思いますし、そういう彼の人柄をリスペクトしているので、僕自身の良いところをひとつでも磨きながら投影できたら、聖と自分をより重ねていけるんじゃないかな、と考えています。 ――放送を楽しみにしている視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。 眩しすぎるほどの聖のまっすぐな気持ちと少しもどかしい気持ちの伝え方、そんなじれったさとキュンキュンする気持ちを、このドラマを通して皆さまに楽しんでもらえるよう精一杯向き合いたいと思います。土曜の夜、見てくださる方々が日々を過ごす楽しみのひとつになるように、仕事やいろんなことを頑張っている人たちの癒やしになる素晴らしい作品を作れるように、そして皆さんに素敵な気持ちになってもらえるように、聖のようにまっすぐに頑張ります。楽しみにしていてください。 ■葵わかな(星小和役) ――本作に出演が決まった際のお気持ちは? すごく温かいラブストーリーですし、私は恋愛ドラマの経験がそんなに多くないので、自分の中でも“すごいチャレンジになるな”と思いました。人気のある枠で、楽しみにしてくださる方が多い時間帯のドラマなので、見てくださる方にしっかりと思いを届けられるような作品になったらいいなと思います。 ――原作は大ヒットコミックですが、お読みになられた感想は? たとえば寝る前やお風呂に入っている時など、ふとした時についつい読んでしまう作品で、私も気づけばサクサク読んでいました。聖と小和の関係性が“憎み憎まれ”という感じではないですし、読んでいると心が温かくなって、ふたりの純粋な恋愛にすごく憧れてしまうんです。そこがこのお話の素敵なところだなと思ったので、その空気感をドラマでも表現できたらいいなと思います。 ――宮近さんとはドラマ「インフルエンス」以来の共演ですが、どのような印象をおもちですか? 「インフルエンス」での宮近さんは結構ヘビーな役で、唯一の共演シーンも宮近さんが暴力をふるっているのを私が見ているというものでした(笑)。でも出来上がった映像を見ると、空気感も含めて雰囲気のある方だな、すごく素敵なお芝居をされる方だなという印象だったので、今回ご一緒できると聞いたときはワクワクしました。あと先日、たまたまテレビでダンスを踊ってらっしゃるのを見て、ヘビーな役とのギャップに驚きました(笑)。そして今回お会いして、すごくフラットで穏やかな方だなと思いました。これからもっといろいろな面を知っていけたらいいなと思っています。 ――ご自身が演じる星小和はどんなキャラクターだと思いますか? 小和のハッキリとものを言うところや、しっかりした意見をもっていそうなところは自分と少し似ているのかなと思います。小和はすごくボーイッシュなんですが、悩み過ぎて動けなくなってしまったりする部分は、等身大の女の子なんですよ。もしかしたら聖と一緒に育ってきたから、ちょっと男の子っぽいところがあったり、ゲーム好きな聖の影響を受けて小和もゲーム会社に勤めたり……そうやってお互い影響を受けて成長してきたのかなと想像すると面白いですよね。小和はこれまでどんな人と付き合ってきたのか、どういう恋愛観なのか……そういうことを考えたら、なぜ聖とはフィットするのかなど、何かヒントがあるのかもしれないなと思ったので、これからもっといろいろと考えていきたいです。 ――放送を楽しみにしている視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。 聖と小和の幼なじみ同士の温かい関係や、大人だからこそ悩んだり、お互い好きだからこそ悩み過ぎて動けなくなってしまうところなど、共感していただけるエピソードが詰まっていると思います。見てくださる方が一緒にヤキモキしたり、喜んだり、ふたりを応援してくださったり、一緒に進んでいけるドラマになったらうれしいです。いい作品をいい空気感でお届けできるように一生懸命頑張ります! ■KUJIRA(原作) ドラマ化していただくことになりました。 これも読んでくださった読者の皆さま、連載当初より関わってくださった方々のおかげです。 漫画と同じようにドラマでも聖と小和の可愛いやり取りにキュンキュンしてもらえたらうれしいです。 宮近さんが演じる聖、葵さんが演じる小和に画面を通して会えることとても楽しみです。