とにかく「おいしい白米が食べたい」、推しの炊飯器おしえて!
【おしえてビックさん・3】残暑厳しい日が続きますが、9月に入り「食欲の秋」シーズンが近づいています。今年は米の品薄で価格が上がって大変ですが、だからこそせっかく買ったごはんを、とにかく美味しく楽しみたいですよね。そこで、米どころにあるビックカメラ新潟店 キッチン家電の浅井 枝里香さんに、推しの炊飯器3商品をおしえてもらいました。 【写真ギャラリー】 ●炊くたびに自分好みに進化する、象印の「炎舞炊き」 とにかくおいしい白米がつくれる炊飯器を選ぶ際のポイントについて、浅井さんは次の三つとその理由についても応えてくれます。 (1)美味しく炊き上がるサイズ 内釜に少し空間を持たせることで、お米が対流しやすくなるので3合炊くなら5.5合サイズがおすすめ (2)炊飯器の加熱方法 【圧力IH】はお米の甘みや旨味を引き出してくれるのでおすすめ (3)内釜の素材や厚み 美味しさにこだわるなら、本土鍋の釜や厚みのある釜がおすすめ この三つを踏まえて、浅井さんが推す商品の一品目は、象印マホービンの「圧力IH炊飯ジャー 炎舞炊き NW-FC10」です。 おすすめする理由について「自分だけのこだわりの炊き方にどんどん進化していく『わが家炊き』メニューがオススメ!使っていくほどに自分の好みの味に進化します。簡単な質問に答えて感想を入れていくと、細かく設定が変化してお好みの食感に近づいていきます」と、独自の炊飯メニューがポイントです。 前回食べたごはんの「かたさ」と「粘り」の感想をボタン操作で入力すると、炊飯器が自動で調整して、次回からさらに進化した味や食感が楽しめるのです。炊飯器も年々、賢くなっているんですね。 おすすめしたいお客さんは、ずはり「お米へのこだわりがある方」と浅井さん。「是非『わが家炊き』を試して自分好みの炊き方へどんどん進化させてほしいです。操作もタッチパネルなので簡単で直感的に行えます」と、簡単な操作性も推しのポイントに挙げています。 ●噛めば噛むほど甘みや旨味、タイガー魔法瓶の「土鍋ご泡火炊き」 推し商品の2品目は、タイガー魔法瓶の「土鍋ご泡火炊き JRX-G100」です。 おすすめする理由について浅井さんは「土鍋釜を内釜に使用しているのはタイガーだけ!本土鍋は蓄熱性・遠赤効果が高く、かまど炊きの高火力(最高温度300℃)を再現していて、ハリがあって噛めば噛むほど甘みや旨味を感じるご飯が炊けます」と、土鍋釜で炊くごはんの美味しさに太鼓判を押します。 タイガー史上最高の300℃という高火力で炊いたごはんは、土鍋に熱をまんべんなく伝えるのでごはんが美味しくなるのでしょうね。 おすすめしたいお客さんは「本土鍋ならではの香ばしいおこげを楽しみたい方におすすめです」と、おこげの食感や香りも楽しめる土鍋ならではの楽しみ方を紹介してくれました。 ●炊飯前の「真空」の下ごしらえが秘けつ、東芝の「炎匠炊き」 推しの3商品目は、東芝ライフスタイルの「炎匠炊き RC-10ZWW」です。 おすすめする理由について、浅井さんは次のように解説します。「独自の真空技術でしっかり吸水!真空でお米の空気を抜き、芯まで水を浸透させることで炊飯時に芯まで熱が伝わってふっくらと輝くごはんに炊き上がります」。 東芝独自の内釜の中を真空にして、お米の芯まで水を吸わせるという炊飯前のひと手間は、あったかいごはんはもちろん、冷めてもおいしいごはんが楽しめます。 おすすめしたいお客さんは、「忙しい方には是非、真空技術を使用した、真空でおいしく、かつ時短にもなる『そくうまコース』や『真空ふっくら保温』(24時間保温してもふっくら機能)を使って自分の時間を有効に活用してほしいです」と、真空技術は忙しい人のタイパにもつながるとのことです。 最後に、浅井さんが接客時に心がけていることをおしえてもらいました。 「新潟出身、新潟育ちの私は、お米へのこだわりはやはり強め!新潟県加茂市産の内釜を使っている東芝は個人的にも一押しです(新潟愛)。ごはんへのこだわりが多いお客様も多く、さまざまなご要望をお受けします。そんな中で、お客様のお米の好みや生活スタイルを伺って、ピッタリな一台をお奨めしたいです」。 米どころ新潟で育った浅井さんならではの地元愛が伝わってきます。新潟にお住いの方で炊飯器の選び方に迷ったら浅井さんに相談してみましょう。