海野康志郎のエース候補機が早くもパワー全開/ボートレース若松
ボートレース若松の「ミッドナイトボートレース BOATBoyカップ」は12日に開幕した。海野康志郎が見事な連勝ゴールを決めた。6号艇だった前半は強気に2コースまで動いてインの鶴本崇文をあっさりと差し切ると、12Rドリーム戦は3コースから得意のまくり差し。インの上平真二にはギリギリ届いていなかったものの、2マークを先マイに持ち込んで上平の差しを許さずの逆転勝利。「全部に◎が付く」とエース候補機が早くもパワー全開だが、「もっと爆裂させたい」とさらなるパワーアップにも意欲満々だ。 上平は丸岡正典にも抜かれて3着と敗れたものの、前半は2コースから差し勝ち。ドリーム戦でもバックは海野に伸びられてはいなかったので、ほぼ互角の足があると考えてよさそう。エース候補機相手にあの足なら文句は言えないだろう。 前検から大幅にパワーアップさせてきたのがドリーム戦2着で1、2着発進となった丸岡。「ペラは大幅に叩いたし、前半のスリットからは出て行った」と伸びが弱いと嘆いていた前検日とはまるで別足。サイドの掛かりに不満はあるようだが、ドリーム戦で上平に抜かせなかったので心配するレベルではない。 予選組では地元の篠原晟弥が1、2着、大田直弥が2着2本の好発進を決めたほか、注目機の麻生慎介も1回乗りのイン戦を逃げて圧勝。伏兵勢では機歴がいい萩原知哉や梅木敬太らもパワーを引き出している。 女子は見るからに山口真喜子と坂野さくらが上位パワー。イン逃げを決めた角ひとみも好感触を得た。また、前検は嘆き節だった日高逸子も大幅に上昇させており、6号艇から2着をもぎ取っている。
マクール