犯罪をなくそうー北区の小学生が花を植える /東京
東京都北区の桐ケ丘中央公園(桐ケ丘1-8)の花壇で、近くの区立桐ケ丘郷小学校の6年生児童94人が6月17日、植栽活動に取り組んだ。植栽を通じて植物の大切さを学んでもらいつつ、公園に来た人の心を安らげ、犯罪防止につなげるのが狙い。 北区によると、同区では「犯罪を起こさせない美しい街づくり」を実現するため、2008年度から同小学校の児童と桐ケ丘中学校(桐ケ丘2-6-11、生徒数427名)の生徒が、区民ボランティア「桐ケ丘1丁目フラワー同好会」と赤羽警察署の支援・指導を受けながら、植栽活動に取り組んでいる。 この日、同小6年生の児童94人は、同フラワー同好会の山田日出夫会長から説明を受けた後、マリーゴールドやインパチェンス、ポーチュラカなどの草花を一鉢ずつ手に取り、同公園内の花壇に植えていった。植栽を終えた女子児童は「土に触るのは嫌だったけど、綺麗な花が沢山咲いているところを想像したら早く植えてみたくなりました。これから時々公園に花の成長を見に来たいです」と笑顔で話したという。