森川葵×臼田あさ美×吉住が『訳アリ女ダイアリー』で感じたものづくりに大切なこと オークラ脚本でドラマ脚本づくりの舞台裏描く
◆私生活で抱える“訳アリ”事情が仕事に影響するという場面もありますが、皆さんはどのように仕事とプライベートを両立されていますか? 吉住:私はプライベートがおろそかになってしまっているなと絶望しています。特に芸人は30歳を過ぎたくらいからテレビに出始められるイメージで。そうなると、そこからやっとキャリアをスタートできるようになるんです。でも、そうなってくると、同い年ぐらいの方たちはもう子供を産んでいたりするので、本当に悩んでいる最中です。そういう意味では、佳代には子供がいて、「こういう人生もあったのかな」と思いながら演じましたけど…。1日1日をしっかり生きていきたいなと思っています。 臼田:私も両立なんて程遠くて、日々仕事と、子供がいる生活とで、思うようにコントロールできないです。仕事はある程度スケジュールを組めますが、子供のこととなると、「今!?」というタイミングで熱を出したりとか、お迎えが必要になったりして、とても思うようにはいかないので、もう両立は正直諦めています(笑)。ただ、全て自分が好きで選んでやっていることだから、今何が大事か、今この瞬間どちらを選択するか、その今を生きるのに精いっぱいです。 森川:すごくすてきですね。諦めるところはきっぱり諦めるというのは素晴らしいです。私は人と会いたくないなという時があるんです。でも結局人と会わずに仕事だけしていると、視野が狭くなっていくというか、自分のことしか見えなくなってしまうんです。ただ人と会うといろんな気持ちが解放されてスッキリするので、どれだけ疲れきっていても、話を聞いてもらうわけではないですが、誰かと会ったりすることによって、それだけで気分が晴れることが多いので、仕事だけに集中しすぎないように、なるべく分散するようにと心がけています。 ◆最後にメッセージをお願いします。 吉住:いろんな女性の悩みや、共感できる部分がすごくあると思うので、そこに共感してもらいつつ、最後はちょっとスカッとするようなコメディーにもなっているので、楽しんでご覧いただけると思います。 臼田:ドラマ作りの裏側ものぞき見したような気分が味わえるんじゃないかなと思うので、そこも楽しんで見ていただけたら。 森川:会話劇なので、なかなかシチュエーションが変わらないですが、そこにいろんなドラマが混ざっていって、見ていけばいくほど、面白くなっていくドラマになっていると思うので、最後まで見るのをやめずに見きっていただきたいです。そして、皆さんがどう感じたのかという感想を聞けたらいいなと思います。ぜひご覧ください。 <プロフィール> 森川葵 ●もりかわ・あおい…1995年6月17日生まれ。愛知県出身。 臼田あさ美 ●うすだ・あさみ…1984年10月17日生まれ。千葉県出身。 吉住 ●よしずみ…1989年11月12日生まれ。福岡県出身。O型。
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