チェコ代表MFが不運の事故でEURO2024欠場…トレーニング中に自転車から転倒して数針縫う裂傷負う
チェコ代表MFミハル・サディーレクが自転車から転倒した影響でEURO2024を欠場する。 チェコチームが準々決勝進出の躍進を見せた3年前のEURO2020でメンバー入りしたサディーレク。2シーズン前からはオランダのトゥウェンテでプレーし、今シーズンの公式戦38試合に出場してエールディヴィジ3位フィニッシュにも貢献した。 2021年に代表チームデビューを飾り、ここまで24キャップ1ゴールを記録するサディーレクは、先日の7-1で勝利したマルタ戦で途中からキャプテンマークを着用するなど、EURO2024本戦でも中心選手としてチームを牽引することが期待されていた。 そんなサディーレクだが、大会直前に不運に見舞われる。8日のオーストリアでのトレーニングで他のチームメイトとともに回復プログラムの一環として自転車に乗っていた際に転倒し、脚に裂傷を負った模様。数針を縫う程度の負傷だったと報じられており、同選手はドイツでのEURO本戦を迎えるチームには帯同できず、欠場することが決まった。 サンフレッチェ広島などで活躍したイワン・ハシェック監督は、サディーレクについて「我々にとっての大きな痛手だ。ミハルは経験のある選手の1人だからだ。それにマルタ戦で彼はキャプテンの腕章を巻いた。チームを代表して彼が早期に回復することを祈っている。代役を呼ぶことになれば、近日中に決まる」と話していた。 チェコチームは10日に北マケドニアとの親善試合を戦った後、EURO2024に臨み、グループステージでポルトガル、ジョージア、トルコと対戦する。