ランの競演 恒例の展示会開幕 純白色の新品種も登場
とちぎテレビ
栃木県内各地で育てられた洋ランを一堂に集めた恒例の展示会が8日から宇都宮市の商業施設で始まりました。 「とちぎ蘭展」は県内の生産者でつくる県洋蘭生産組合がその魅力をもっと知ってもらおうと毎年この時期に開いている新春恒例の催しです。会場となった福田屋ショッピングプラザ宇都宮店にはコチョウランやカトレア、それにシンビジウムなど生産者やアマチュアの愛好家が丹精込めて育てた花々が展示されています。 初日の8日は作品の審査会も行われ出品された118点の中から、最高賞となる県知事賞に「日本蘭科植物園」のコチョウランが選ばれました。 また今年は台湾原産の純白のコチョウランが初お目見えとなりました。その名も「ファーストラブ」で花の中央の部分まで白くなる品種は珍しいということです。 展示と合わせて、およそ1万鉢を販売していて生産組合の担当者は「幸福が飛んでくる」というコチョウランの花言葉のように新春にふさわしい自分の好みを見つけて素敵な一年を贈って欲しいと話しています。 会場には、初日から大勢の人が訪れ美しい花々に見入ったり、お気に入りの花を求めたりしていました。とちぎ蘭展は1月13日まで開かれます。
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