テントでの安眠を約束する寝袋以外のアイテムにも注目! 「コールマンに聞く! 寝袋&寝具の基礎知識」【vol.05 マット・枕など】
泊まりがけのキャンプでは、「寝袋」以外にも寝室づくりに欠かせないマットや枕などのアクセサリーがあります。最終回では、ニューウェルブランズ・ジャパン合同会社 コールマン事業部の広報担当・神田新悟氏に、寝袋以外の注目アイテムを紹介してもらいました。 【写真】テント泊で快眠するためのコールマンの寝具を見る(全6枚)
快適な睡眠のためにマットは必須のアイテム
テント内で快適に眠るためには、地面からの冷気や凹凸の影響を受けない寝室づくりが重要です。そのためにも、テントシートだけでなく、マットが活躍します。 家のベッドで例えるとマットレスに当たる部分ですが、主に空気だけで膨らむエアーマットと、ウレタンを使ったインフレーターマットの2種類があります。 「エアーマットは電動のポンプなどで空気を入れて使うマットで、厚みがあり、クッション性が抜群です。また、空気を抜くとコンパクトになるので持ち運びがしやすく、自宅での収納スペースも取りません」 一方、インフレーターマットは圧縮されたウレタンフォームが内蔵されており、バルブを開けると空気が入り、厚みが生まれるマットです。 「例えば、『キャンパーインフレーターマットハイピーク』は厚さ10cmのフォームにより、柔らかな寝心地が楽しめます。まるで自宅のベッドのような寝心地で、空気圧を調整すると好みの柔らかさにすることができます。 収納ケースがポンプ代わりになり、簡単に加圧できるタイプで、ポンプ不要で手軽に設営可能です。逆止弁で設営時は空気が外に漏れにくく、撤収時は作業を止めても空気が逆戻りせず、スムーズに空気が抜けます」
意外と忘れがちな枕も安眠をサポート
家同様、テント内でもあると眠りやすいのが「枕」です。「タオルや荷物を枕代わりにしてもいいのですが、やはりあるのとないのとでは大違いです。例えば、『コンパクトインフレーターピローⅡ』は、肌触りがよく、滑りにくいピーチ加工を施したコンパクトピローです。 中にはウレタンフォームが入っており、バルブを開けるだけで自然に膨らみます。中央部のくぼみが安定感抜群で、安眠をサポートしてくれます」