デリケートゾーンのトラブルに見舞われがち...。1番の原因は「保湿」不足の可能性が!
意外と忘れがちな、デリケートゾーンの保湿ケア。 乾燥したまま放置しておくと、頑固な色素沈着の原因にも…。そこで今回は、デリケートゾーンの保湿の重要性やトラブルを招くNG習慣、デリケートゾーンクリームの選び方などを、表参道「メットビューティクリニック」の院長、福山千代子先生に教えてもらおう。 【写真】母は強し! 妊娠中にパフォーマンスをしたスター17人
デリケートゾーンの保湿が大切な理由
「外陰部の皮膚は手の皮膚の1/40ほどの薄さだと言われています。そのため、乾燥していると擦れで傷つきやすくなったり、色素沈着の原因にもつながります。洗ったあとにツッパリ感や乾燥感がある場合は、お顔と同じように保湿してあげましょう」と福山先生。 「膣や外陰部は女性ホルモンのエストロゲンの影響を強く受けているので、年齢が高くなるにつれて乾燥しやすい部分です。特に、エストロゲンが低下してくる閉経間近の女性で、以前と違う感覚がある場合は保湿が必要です」
デリケートゾーンクリームの選び方
デリケートゾーンケアが一般的になった今、ネットを中心に数多くのデリケートゾーン専用クリームが販売されている。そのなかで、どういった目線で商品を選ぶ必要があるのだろうか? 【1】成分で選ぶ 皮膚の薄いデリケートゾーンの保湿ケアには、以下のような保湿力に優れた成分を含んでいることが必須。購入前にチェックしておこう。 ・セラミド…角質層内部の水分をつなぎとめる「保湿機能」と、肌の内部から水分蒸散を防いで外部刺激から守る「バリア機能」という大きな役目を担う。 ・ヒアルロン酸…1gで6リットルもの水分を保つ、優れた「保水力」をもつ成分。 肌の乾燥予防に効果的な成分として知られている。 ・コラーゲン…体の弾力をつくり出す、たんぱく質のひとつ。肌では「ハリや弾力をもたらす効果」が期待されている。 ・トラネキサム酸…肌荒れ防止にアプローチしてくれる。 【2】香りで選ぶ デリケートゾーンは他人に見えないとはいえ、香りが良いものを使いたい人も多いはず。 肌刺激を感じやすいパーツだからこそ、人工香料を使っていない自然な香りの保湿ケアがおすすめ。香料が使われていない無香料タイプもあるので、ニオイに敏感な方はまず香りの有無をチェックして。