米津玄師「当たり前のことじゃない」 令和ランキングで2冠達成、心境を明かす
米津玄師さん(33)のアルバム『STRAY SHEEP』が、12日発表の『オリコン令和ランキング』作品別売上数部門の「デジタルアルバムランキング」と「合算アルバムランキング」の2つのランキングで1位を獲得し、2冠を達成しました。 【画像】米津玄師、日本史上初の快挙 アメリカの今年を代表するアーティストに選出「作った甲斐があった」 令和元年~5年までの期間、全国のCDショップやストリーミングサービスなどでの売り上げをまとめた『オリコン令和ランキング』。米津さんが、2020年8月にリリースしたアルバム『STRAY SHEEP』が、「デジタルアルバムランキング」で期間内DL数23.4万ダウンロードを記録し、1位を獲得。同ランキングで、唯一の期間内DL数20万ダウンロード超え作品となりました。 また同アルバムは、毎週のアルバム推定売り上げ枚数や、デジタルダウンロード数、ストリーミングの再生数をポイント換算し、集計した「合算アルバムランキング」でも1位を獲得。2021年にソロアーティスト史上初となる累積での200万ポイントを突破し、集計期間内に257.2万ポイントを獲得しました。
■2冠達成は「当たり前のことじゃない」
2冠を達成したことについて、米津さんは「非常に光栄なことだと思っております。当たり前のことじゃないなと当然のことながら思いますし、それだけたくさんの人が聴いてくれたということは音楽を作っているうえで本当に光栄としか言いようがないですね。ありがとうございます」と、感謝を述べました。 令和5年間で一番印象に残っている音楽活動について聞かれると、「『君たちはどう生きるか』という宮﨑駿さんの映画に主題歌としてかかわることができたというのは、本当に光栄でした。自分の人生で光栄だと思える出来事は、おそらくこれ以上ないと思います」と語りました。
■「どういう風に生きていったらいいのか分からなかった」制作当時を振り返る
また、コロナ禍に制作された本アルバムについて聞かれた米津さんは、「開催中のライブが中止になるという被害を受け、どういう風に生きていったらいいのか分からなかった」と当時の心境を明かし、「生活が根幹から揺らぐという初めての体験をしたので、そういう気分がものすごく大きく出たアルバムになったのではないかと思います。タイトルも『STRAY SHEEP』、“迷える羊”という、すごくその時の気分に影響を受けながら作ったことを今思い出しますね」と振り返りました。 オリコン調べ