中日・清水達也、フェニックスL登板志願 プレミア12へ準備余念なし「子どもに夢を与えられるように」
11月に開催される「ラグザス presents 第3回 プレミア12」に出場する日本代表「侍ジャパン」に選出されている中日の清水達也投手(24)が19日、秋季教育リーグ「みやざきフェニックス・リーグ」に登板を志願する考えを明かした。登板間隔が空きすぎることを防ぐのが目的。万全の状態で向かう。 ジャパンのユニホームを着るため、準備に余念はない。29日に始まる侍ジャパンの宮崎での事前合宿を前に、一足早く現地に入り、マウンドに立つ。「日にちも空いているので、一回投げてからの方が良いと思って」。清水の今季最終登板は10月5日のDeNA戦(バンテリンドームナゴヤ)。11月9、10日のチェコとの強化試合2連戦(同)まで空くため、登板機会を自ら設けることにした。 昨年のアジアプロ野球チャンピオンシップに続く代表入り。清水にとって侍のユニホームは少年時代からの憧れだ。「小学生の時にイチローさんの決勝戦のタイムリーがあって、今でも鮮明に覚えている。一生ものの記憶。自分も、そうやって子どもに夢を与えられるようになりたい」。だからこそ万全を期して世界に挑む。 この日は中日屋内練習場で、橋本とともに守備練習に取り組んだ。走者一塁の場面でのバント処理にかかるタイムを計測。打球の強弱によって差は出るものの、大塚投手コーチのノックバットに当たった瞬間から二塁ベースに送球が到達するまで最速2・87秒を計測。おおむね3秒以内なら大抵の走者を刺すことができるという。
中日スポーツ