「おむすび」タイトル回収 阪神淡路大震災の1月17日は「おむすびの日」だった【ネタバレ】
29日に放送されたNHK連続テレビ小説「おむすび」では、95年に起こった阪神淡路大震災の様子が描かれた。避難所では一般の人たちが届けてくれたおむすびを結たちがいただくというシーンが描かれたが、ドラマ公式Xは、震災があった1月17日は「おむすびの日」であると紹介した。 今週は、結たちが神戸で被災した阪神淡路大震災の様子が描かれた。米田家は全員無事で避難所に移動するも、もちろん着の身着のまま。食事も取れず寒さに震えるも、そこへ1人の女性がおむすびを持ってかけつける。個数が足りないため、全員に満足な数を渡せなかったが、結もそのおむすびをいただくことに。 だが幼い結は「おばちゃん。これ冷たい。チンして」と言ってしまう。女性は「お嬢ちゃん、今、電気もガスも止まってて、チンできへんねん」と優しく説明し「町も道路もメチャメチャで、ここまで来るのにえらい時間がかかってもうた」と涙を流す。「なんで泣いてるの?」と聞く結に女性は「おばちゃんな、生まれも育ちも神戸やねん。大好きな神戸の町があんなになってるのを見て…」と声を絞り出す…。 ドラマの公式Xによると、1月17日は「おむすびの日」だといい「1995年1月17日の阪神・淡路大震災で避難所に、周りの地域から多くのおむすびが届けられました。支え合って生きていく…。その“強い結びつき”を忘れないために、『おむすびの日』に制定されました」と説明されている。 この投稿にネットでは「阪神淡路大震災の被災者です。震災の翌日におにぎりを貰いました」「もしかしてそこから『おむすび』ってドラマタイトルになったのかな」「発生数日後に婦人会でたくさんのおにぎり握って箱詰めして市役所持っていきました。減りで避難所に運ぶからと。ちゃんと届いて食べてもらえたかなぁ」などの声が上がっていた。